街コロ
これが街コロです。中身はスカスカ。
いい意味で軽くて持ち運び安い。
でも、約3,000円と若干お高め。
※12月に「街コロ通」が販売されるみたいです。
ずいぶん前からボードゲームにハマっていて積みゲー化している内のひとつ
「街コロ」を友達と遊び、久しぶりに興奮したのでボードゲームの感想を書いてみたいと思います。
対人ゲームであることの面白さ
まずボードゲームを遊ぶにあたって最初の壁になるのが、メンツが必要ということ。
でも、十人十色という言葉があるように、たくさんの人と遊べるからこそ面白い。
「コミュニケーション」が取れるからこそ、知らない人とでも盛り上がるのがボードゲームのいいところだと思う。 すぐに仲良くなれるよ。
リアルタイムなコミュニケーション
一緒に遊ぶプレイヤーは目の前にいますから、プレイ中の一手一手に対しての反応が直に伝わる。妙手・悪手を打てた打たれた時のお互いに悩むのがまた楽しく。これはネットワーク越しでは味わえないからこそ、いとをかし。
読み合いというコミュニケーション
相手の裏をかく、その裏をかく。といった意味不明な先走り行動をする人間相手だからこそ、勝てた時・負けた時の喜びも悔しさも大きい。
もともとボードゲームはその性質上、戦略や読み合いを重視した思考型のゲームが多いということも相まって更に盛り上がります。
ビデオゲームの対人戦だと、格闘ゲームやFPSの攻防なんかは読み合いが相当必要であり、それができるまでの熟練が必要になります。
もちろんボードゲームもプレイ経験で差は付きますが、ルールさえ把握してしまえば、駆け引きを楽しむまでのハードルは比較的低く、適度なランダム性を含みゲームは初心者と上級者の差をいい感じになることでしょう。
下手でも勝てる運ゲームになってしまうとゲームの面白さが半減してしまうのですが、良いゲームはそのさじ加減が上手くまとまっており、基本的には上級者が勝つ。でも初心者も終盤まで「いい勝負」ができるようになっているのであしからず。ときには下剋上、番狂わせも起こる。
そして、最終的に勝とうが負けようが、そこに至るまでのプロセスがもっともボードゲームの醍醐味じゃないかと思っている。
プレイスタイルは性格が出る
車のハンドルを握ると性格が変わる人がいますが、ゲームも人の性格をむき出しにします。
堅実なプレーをする人。リスクを嫌う人。一攫千金を狙った大博打を好む人。じわじわと蓄えを膨らます人。相手と対人に好戦的な人。ハッタリが大好きな人。考えすぎて動けなくなる人。何も考えないでプレイする人。
良く知った相手ならばそういった一面が顕著に表れてくるのは面白いですし、それを戦略として組み込んで俳優になるのも一興。よく知らない相手なら知るきっかけにもなりますし、ゲーム会に行かなくても友達がその友達を連れてきたりするので楽しめます。
「次はもっと上手くやれる」
「こんなパターンがあったなんて、これをこうしたらあれがここで、、、もう一回やろう」とみんな口を揃えて必ず言います。
システムが面白いからこそ、ゲームごとに千差万別であり、そこが売りになる部分です。それぞれの良さについて語りだすときりがないのですが、良いゲームに共通するのは様々な戦略が取れるということで。必勝パターンがたくさんある。
短時間で終わる
10分で終わるものから、30分かかるもの。1−2時間かかるものがたくさんありますが、気楽に始めてその日のうちに終われるから「もう一回」もやりやすい。何度も繰り返し遊ぶ事によって上手になって、どんどん面白くなっていきます。
おわり
このご時世、集まって遊ぶことに過敏になっているのかもしれない。でも、集まるきっかけづくりになってもらえたらと、いいなと思います。また12月中旬に「街コロ通」が出るみたいなので、そっちの方がシステムが良くなっていて運ゲーじゃなくなっているみたいなので買おうと思っていますので、みんなも良かった買って遊んでみましょう!